世界に復讐する時

世界観

『アンハッピーだねぇ♡』

絶望の淵に立たされた貴方に響いた声。周りはテレビのストップをかけられたように静寂は産声をあげ、目の前の黒いモヤと自分以外全ての存在は御影に過ぎないのだと訴えているよう。


貴方は"不幸"だ。それは学校でのイジメかもしれない。借金を抱えているかもしれない。はたまた何とも言えない虚無がずっと心に住み着き満たされない性格の持ち主かもしれない。
少なくとも貴方は不幸だ。未来の幸せを描けるほどの希望すら残されておらず、ふとした弾みで人生を立つこともおかしくない現状にソレは現れた。


『幸せな奴等に代わりたい?』


ソレは神か、天使か、悪魔か、はたまた幻影か。少なくとも"人ならざる者"には変わりない。ソレは不幸を愛していた。貴方を愛している。だから人では持てない力を授けた。


『戦え』『穢れろ』『戦え』


代償は幸せな存在を"不幸"にすること。貴方達は【不幸にする存在として生まれ変わった】。幸せも不幸も一緒にミキサーにかけてしまえば一緒。

世界は貴方達をヴィランと呼ぶ