如月 雲母の野外ライブにて関係者として裏方に回るもの。殺害を目的として観客席に存在するもの。ただ楽しむものと別れていた。戯遊 虚がステージ裏にて発見した爆発物の回収に成功したものの、罰印がカタストロフィを発動させ、残り22分だったものを10分にまで縮めることに成功をした。それを危惧した赤城 結菜もカタストロフィを使用。犬2匹の尊い命によってライブでの大惨事は免れたものの、人が燃え盛るという事件は解決をしていなかった。人々はパニックを起こしながらも離れていった。
一時間後、助け出された如月 雲母の様子が可笑しくなる。ガラス音を響かせながら身体が崩壊したときにはクラゲのような存在へと成り果てていた。人間の言葉を喋ることは叶わず、彼女は皆が認識をしている"人ならざるもの"へと変貌をしたのだ。それには伐も同様の現象を発生させた。それを見ていたイーブルが如月 雲母を切断したことにより如月 雲母は血を撒き散らし溶けながら死亡。また伐もキャラ操作不可能と判断をされ実質ロストとなった。二人の共通点は【幸せになったこと】だということである。
そしてもう一つ奇妙な現象が同時に起こっていた。皆はデジタルワールドでの姿のまま、アナログワールドへと飛ばされたのである。しかも、記憶にあるアナログワールドの様子ではない。砂漠のようにサラサラとした砂に囲まれ、文明後すら見当たらない荒れ果てた姿であった。記憶違いのことに困惑を隠せない一同だが赤城 結菜は月が月ではないことに気づくことに成功した。それは球体の形をした機械であり、貴方達がよく知るアナログワールドを映し出していた。何故機械は記憶にあるアナログワールドの様子を映し出し続けているのかまでは調べるに至らなかった。現実を受け入れられなくなった白珠狩珠愛は拳銃で頭を撃ち自ら命をたち、ロスト。
罰印は如月 雲母の人ならざるものであったクロを問いただすことに成功。彼曰く皆は新人類であると絶え間なく口をするが、記憶がある君らからしたら新人類という単語は知るはずもない。旧ニンゲンではないというが、彼の言っていることは定かかは不透明。しかし、記憶や経験に関しては【偽物】ではないというのは明白である。そして、罰印はクロを連れ歩くことに成功をする。
戯遊 虚が荒れ果てた世界の中で白い塔を発見することに成功をした。白い建物内には最低限の食料が存在をしていたり、誰かを住まわせるための家具が置かれていたりと、誰かしらが用意したものが存在をしていた。デジタルワールドにも行き来はできるものの、アナログワールドへと戻る際はどうやっても記憶にある世界へ戻ることは出来ない。
ヴィランの共通認識として
・イベントに参加不参加問わずにアナログワールドへと帰還する際、荒れ果てた世界の帰還となる
・アナログワールドでもカタストロフィを使用することが可能となった
・自分達以外の人間はこの惨状など知らないとばかりに生きている。それはヒーローも同様である。
ことである
白い塔の存在意義とはなんなのか。アナログワールドの成り果てた姿の原因とは何なのか。何故アナログワールドなのにデジタルワールドでの姿のままなのか。新人類と旧ニンゲン(人類)の間に何が起きたのか。動き出した歯車は止めることは出来ない。ただひたすら前に進もう