世界に復讐する時

ヴィランについて

《カタストロフィについて》
【カタストロフィはデジタルワールドでしか発動することができない。契約元である人ならざる者達がデジタルワールドでしか生存することができないからだ。もしも、アナログワールドで生存できるようになればカタストロフィも使用できるかもしれない】
【憑依は人ならざるものが直接憑依をすることからか、カタストロフィ以外の副産物を得る事が出来る。鬼と契約したならば怪力が、幽霊ならば幽体離脱など契約元によって副産物が違う。しかし、そのせいで短命を背負わざる得ないので憑依は皆10年以内に死ぬ事が多い】
【魔術(マギ)は道具に力が宿っている特殊な契約方法であるがために、道具を失うと同時に力も無くなってしまう。また道具に力が宿るという性質上、他の人間にも使用することは実質可能である。その場合、負の感情が少ないと不発の上に代償を受けるのでヴィラン以外は使いづらいことだろう】

《ヴィランについて》
【ヴィランの基地は複数存在する。これは一つの基地だけの場合、バレた時のリスクが高いからだ。入り口は駅の柱と柱の間の空間だったり、行き止まりとなっている路地裏の壁だったりとバグを利用したものが多い。基地の内部はメンバーが持ち寄った品をメインに置かれてるようだ】【ヴィランはヴィラン同士であれば惹かれ合う運命にある。これはデジタルワールド限定の現象。なので自然とヴィランと出会ってしまう。どのように作用しているかまでは解明されていないが、少なくとも契約《クライム》の仕業ではないかと考えられている】
【ヴィランはインプットセルが普及されてから3年後に生まれ、派閥となり集まるようになったのは更に5年後。インプットセルが普及される前はアナログワールドでの犯罪が多かったが、近年ではデジタルワールドを通じた犯罪が多くなっている。これは告発される可能性が低い為だと考えられる】
【グレアが率いる組織は【ゲイル・ウィール】、弱肉強食を掲げる組織は【デヴァステイト】、人ならざる者を神とし崇める組織は【フィーティサイド】とそれぞれ名前がある。組織仲はそこまで良くはなく、緊急事態や話し合い以外ではお互いに不干渉でいるようだ。またソロでの活動は何故か禁じられている】

《人ならざる者について》
【人ならざる者は召喚(サモン)以外基本放任主義である。また契約をすることで形を得るものもいれば、霧のまま漂う形のものもいる。大体科学的に証明できない存在達を理論的に解明しようなんて難しい。分かることは不幸な者ばかり手を差し伸べることと、彼等には関係何かしらの目的があるということだ】


2021/9/5